鯖(サバ)の一夜干しの作り方

釣り

東扇島西公園で釣れた鯖(サバ)、サッパ、豆アジを一夜干しにしてみました。初めて作りましたが、意外と簡単で本当においしかったので、作り方や改善点についてお伝えします。

作り方

今回は自分で釣った(前回の記事はこちら)↓の 鯖(サバ)、サッパ、豆アジ を一夜干しにしていきます。
魚の種類や大きさ、季節やその日の天気によっても塩分濃度や干し時間が変わってくるようですが、
初めて作るので、細かいことは気にせず!まずは一番わかりやすい方法で作っていきます!

下処理

まずは下処理をしていきます。

豆アジの下処理

豆アジは、ウロコを包丁でささっと取り除き、ゼイゴ(尾近くにあるとげ状のウロコ)をそぎ落としたら、あとは手でエラのところを摘まんで内臓と一緒に取り除きます。

サッパの下処理

ウロコを包丁でとり、頭とお腹の部分を包丁でざっくりカットしてエラと内臓を取り除いたらOKです。

鯖(サバ)の下処理

サバは今回腹開きにしてみました。エラと内臓はすでに取り除いていたので簡単でした。
刃先を下腹側から軽く入れ、背中側まで貫通しないよう中骨に沿って切り離します。
あとは、頭の部分をザクっと半分に割って完成です。

塩水につける

続いて、干物に塩味をつけていきます。
振り塩(直接塩を振りかける)をする方法もあるようですが、今回は塩水につける方法でやっていきます。

10%濃度の塩水を準備する

濃度についても3%だとか12%だとかいろいろな情報がありましたが、一番わかりやすく10%の濃度の塩水を準備します。
800ccの水に対して、80gの塩を投入しました。
(あとから気づきましたが、、これだと全体880に対して80の塩になるので正確には10%でなく約9%くらいですかね^^;まぁ細かいことは気にしない!)

1時間、塩水につけこむ

漬け込む時間についても諸説ありますが、今回はわかりやすく1時間とします。
下処理した魚たちを投入したら、冷蔵庫に一時間入れておきます。
↓写真にはありませんが、実際には塩水の表面を覆うように落し蓋のようにラップをかけて小皿を乗っけておきました。(頭側が塩水から出てしまうのを防ぐため。)

干す!

セリアでアウトドア用に購入していた、ドライネット(2段)を使いました。

これが100円で買えるなんて、ほんと100均はすごいですね。。

ひさしのあるベランダなど、直射日光が当たらない風通しのよい日陰に干すのがいいみたいですが、この日は残念ながら無風だったので、家の中で換気扇の下にぶら下げ、扇風機を夜通し当てることにしました。

22時過ぎから朝の7時くらいまでぶら下げていましたが、
いい感じに出来上がっていそうです。
表面にはつやがあり、さわってもべとべとしていません。

裏側はこんな感じです。(ネットのあとがついています^^;)



干物セットの出来上がりです(なんかとてもいい感じに見えます)♪
夕食で食べるので、夜まではラップをかけて冷蔵庫に入れておきます^^

焼いて食べる

ガスコンロの魚焼きグリルで焼いていきます。
今回のサバのおおきさだと弱火設定で8分がちょうどいい焼き加減になりました。
(初めに小さめのサバを強火で9分焼いたほうは焼き過ぎて水分がなくなってしまいました。。)


いただきます!

身をほぐしてみると↓の感じです。

めちゃくちゃうまい!!
ちょっとしょっぱい感じもしたが、とにかくご飯がすすみます。
これはしばらく一夜干しにはまりそうです♪

豆アジとサッパは素揚げにしました。
こちらもとっておいしかったですが、やはりちょっとしょっぱい感じでした。
酒のつまにには最高ですが次回の調整点ですね、、

次回の調整点

一番大きいサバは焼き加減もうまくいき、とっても美味しかったですが、全体としてちょっとしょぱいかなと感じました。
今回の経験を生かすと、次に一夜干しを作るときには以下の感じで試してみたいと思います。

●塩水につける時間
 サッパ、豆アジなど小さいもの⇒30分
 鯖(サバ)⇒40分
●干す時間
 5時間~6時間

いずれにせよ、おもったよりも全然簡単に作れてしかもただ塩焼きにするのとは違ったおいしさがあります。
まだやったことのない方も是非チャレンジしてみてください。

それでは最後までみてくださり、ありがとうございましたm(_ _)m

タイトルとURLをコピーしました